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日米防衛相 対北朝鮮“日米連携で対処”

2014年4月6日 11:51
日米防衛相 対北朝鮮“日米連携で対処”

 小野寺防衛相は6日、アメリカのヘーゲル国防長官と会談し、弾道ミサイルの発射や新たな核実験を示唆している北朝鮮について、連携して対処することで一致した。

 小野寺防衛相「北朝鮮による弾道ミサイル発射などの挑発行為が継続する中、日米の結束と緊密な連携を確認したいと思います」

 ヘーゲル米国防長官「大臣が本日の議題として挙げられた課題は、日米両国のみならず、この地域が直面している非常に重要な課題が含まれている」

 ヘーゲル長官は会談で、北朝鮮のミサイル問題に対処するため、迎撃ミサイルを搭載したイージス艦を2017年までに新たに2隻、日本に展開し、7隻態勢にする方針を明らかにした。また、集団的自衛権の行使容認に向けた議論が進んでいることについて、「日本の取り組みを歓迎する」と述べた。

 会談では中国による海洋進出について、「力を背景にした現状変更の試みには反対する」ことで一致し、ヘーゲル長官は「尖閣諸島には日米安保条約が適用される」と改めて指摘した。