議員歳費、削減期限切れで満額に
国会議員の歳費を20%削減する特例措置が先月30日で期限切れとなり、月額約103万円に削減されていた歳費は今月から約129万円の満額が支給されることになる。
歳費は国会議員の給与にあたるもので、復興財源の確保などを理由に2012年12月から20%削減されていた。期限切れを前に各党で削減を継続するか協議を行ったが、自民党や民主党は意見を表明していない一方、日本維新の会などは削減幅を30%に拡大する法案を提出するなど、話し合いはつかなかった。このため、歳費の削減は先月30日をもって期限切れとなった。
各党の協議は引き続き行われる予定だが、月額約103万円に削減されていた歳費は今月から約129万円の満額が支給されることになる。