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解散後初の党首討論会 党首が主張訴え

2024年10月12日 17:22
解散後初の党首討論会 党首が主張訴え

衆議院の解散後、初めての党首討論会が日本記者クラブの主催で行われました。

自民党・石破首相「日本創生ということをやりたいということで、この総選挙を戦いたいと思っています。日本のあり方を根本から変えていかなければいけない。そういう時代に入っている。(日米)地位協定は改定したいと私は思います。必ず実現したいと思っております」

立憲民主党・野田代表「裏金の問題について、けじめもつけられずに、そして実態も解明できずに、これからどうするかも甘い法律で終わってしまいました。政権交代こそが最大の政治改革である」

日本維新の会・馬場代表「輝く日本に再生し直すためには、政治が変わらなければなりません。今、自民党がやっている古い政治、これを打ち破って新しい政治を始めていく」

公明党・石井代表「徹底した政治改革です。政党から政治家個人に支給される政策活動費は廃止を目指す。旧文書通信交通費、この改革も進めていきたい」

共産党・田村委員長「消費税廃止に向けて直ちに5%へ。軍事費2倍ではなく、社会保障と教育の予算を増やす、暮らし応援こそ経済を元気にする道です」

国民民主党・玉木代表「今の過度に若い人、現役世代に偏った負担のあり方だと、若い人、現役世代がつぶれてしまいます。高齢者医療制度を見直して、現役世代の社会保険料負担を引き下げます。国民民主党は、減税と社会保険料負担の軽減で、若者の手取りを増やします」

れいわ新選組・山本代表「消費税の廃止、社会保険料の減免、そして、悪い物価高が収まるまでの現金給付です。そして、国内でつくられた製品、これを政府が大胆に買い上げる」

社民党と参政党は動画で主張が紹介され、社民党の福島党首は、介護保険のたて直しや、大学の授業料の無償化を訴え、憲法を守っていく、などと主張しました。

参政党の神谷代表は、積極財政と減税によって国民が使えるお金を増やし、経済の力を取り戻す、などと訴えました。

一方、今回の衆院選での目標について、石破首相が「自民、公明で過半数を取りたい」と述べたのに対し、立憲民主党の野田代表は「自公の過半数割れ」をあげました。