自民党の派閥の政治資金をめぐる事件で安倍派の政務官2人が新たに収支報告書への不記載が判明したとして辞任する意向を固めたことがわかりました。

複数の政府・与党関係者によりますと自民党・安倍派の小森卓郎総務大臣政務官と加藤竜祥国交大臣政務官が新たに政治資金収支報告書への不記載が判明したとして辞任する意向を固めたということです。

安倍派幹部によりますと安倍派は31日午前、収支報告書の訂正を総務省に提出する予定でこの2人も訂正対象になるということです。

安倍派の政務三役をめぐっては去年12月に閣僚と副大臣らが交代事実上の更迭となった一方で政務官については安倍派内から反発を受け大半が留任していました。