いわゆる統一教会との関係をめぐる問題で、山際経済再生担当相は教団の主催するイベントで総裁と会っていたことを明らかにしました。

山際経済再生相はこれまで、2018年にいわゆる統一教会が主催したイベントに出席したことを指摘され認めていますが、「事務所に行動を記録している資料等々が残っていない」などと説明してきました。

これについて、3日、新たに、教団の韓鶴子総裁と「どこかでお会いしている記憶があった」と明らかにしました。

これまで記憶の有無について明かさなかった理由は、「どこだったか分からないという状況でお話しするのは不正確なので、お話ししなかった」と述べました。

その上で、「きちんと説明できなかったことは、おわび申し上げているところ」と謝罪しました。

また、教団側とは、これまで案内があった会合に都合がつけば出席するという形で「ニュートラルにつきあっていた」として、これまでの指摘以外にも他の会合に出席した可能性があるとしています。