内閣官房・内閣府“スリム化”基本方針了承
政府の行政改革推進会議が開かれ、肥大化が指摘される内閣官房と内閣府をスリム化するための基本方針が了承された。
安倍首相「安倍内閣としては、本年、更に行政改革を進め、ムダの撲滅に取り組んで参ります」
内閣官房と内閣府を巡っては、省庁横断の政策課題に対応するために業務が大幅に増え、業務内容の効率化や見直しが検討されていた。今回、了承された基本方針には、内閣官房に置かれた「郵政民営化推進室」など4つの組織の廃止や、内閣府で行っていた食育推進や薬物乱用対策といった10業務の省庁への移管などが盛り込まれている。
政府はこの方針を27日に閣議決定し、通常国会に関連法案を提出する考え。