×

次世代の党、年内に「自主憲法草案」策定へ

2015年3月6日 21:41

 次世代の党は6日、東京都内のホテルで結党以来初めてとなる党大会を開き、年内に「自主憲法の草案」を策定し、憲法改正の早期実現を目指すなどとした活動方針を採択した。

 採択された今年の活動方針では「日本の歴史・伝統を踏まえ、アジア太平洋の平和と安全に資する憲法改正を目指す」として、年内に党としての「自主憲法草案」を策定するとしている。

 また、来月行われる統一地方選挙について、少子化や経済など国民生活に密着した政策に取り組むとした上で、公認と推薦の候補者全員の当選を目標に掲げた。

 平沼党首は「去年の衆議院選挙で、自主憲法の制定はどの政党も言わなかった。立派な憲法草案を作りたい」と意気込みを語った。

 次世代の党としては、「自主憲法の策定」を強く打ち出すことで存在感を発揮したい考えだが、去年の衆議院選挙では2議席のみの獲得にとどまっていて、党勢の回復が喫緊の課題となっている。