１９日午後に開かれた衆議院の本会議で、後半国会の焦点となる安全保障法制の関連法案を審議するための特別委員会が設置された。

　本会議では、与党などの賛成多数で委員４５人からなる特別委員会の設置を決めた。委員長には今後、委員の互選により自民党の浜田靖一元防衛相が就任する予定で、集団的自衛権の行使と自衛隊の世界規模での活動拡大を含む安全保障法制の関連２法案を審議することになる。

　与党は２１日の審議入りを提案しているが、野党は「性急な審議には応じられない」などと反発しており、審議入りは来週となる見通し。