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安保法制を巡り論戦 今国会初の党首討論

2015年5月21日 0:15
安保法制を巡り論戦 今国会初の党首討論

 今の国会で初めてとなる党首討論が20日に行われ、安倍首相と民主党の岡田代表らが安全保障法制などを巡り激しい論戦を交わした。

 民主・岡田代表「まずこの後方支援について、総理、自衛隊のリスクは高まるんですね」

 安倍首相「そもそも戦闘に巻き込まれることがなるべくないような地域を選ぶのは当然で、安全が確保されているところで活動するのは当然のことであろうと思う」「安全が確保されている場所で、後方支援を。すみません、先ほどからあまりにもヤジがうるさすぎますよ。そういう場所でしっかりと支援活動を行うことにしたい」

 岡田代表「リスクは高まりますよ。私は高まると思いますよ。そのことについて、一言もお話しになっていない」

 安倍首相は「リスクとは関わりがない」などと述べたが、岡田代表は納得せず議論は平行線のまま終わった。

 一方、維新の党の松野代表は、議員定数の削減が実現していないことを批判したが、安倍首相は「各党各会派が理解しあっていくことが大切だ」などと反論した。