ガーシー議員の海外渡航 参議院「了解しない」
国会を欠席し続けているNHK党のガーシー参議院議員について参議院の議院運営委員会の理事会は20日、ガーシー議員の海外渡航を「了解しない」と決定しました。
来週23日から通常国会が始まりますが、ガーシー議員は参議院に対し「各国要人との面会などを入れている」として、当面は、海外に滞在した後、3月上旬に帰国し、国会に出席すると伝えています。
こうした事態を受け、参議院の議院運営委員会は理事会を開き、ガーシー議員の海外渡航を「了解しない」と決定しました。また、ガーシー議員に速やかな帰国と登院を文書で求めることで一致しました。
欠席を続けるガーシー議員に対しては辞職を求める声が上がっている他、与野党から「懲罰委員会にかけるべきだ」との声があがっています。
一方、NHK党の立花党首は20日午後の会見で「国会に来ることが仕事ではない。懲罰委員会にかけるならかけてほしい」と述べました。