安全保障関連法案をめぐり、民主・共産・社民３党の党首がそろって国会内で開かれた会合に出席し、法案は「憲法違反だ」などとして強く反対していく考えを示した。

　民主党・岡田代表「どんどん国民の不信も高まっている状況ですが、もっともっと議論して、そして、このおかしさをさらに国民の皆さんに理解していただくように頑張っていきたい」

　共産党・志位委員長「かつて、これほど多数の国民に憲法違反という評価を受けた法案があったでありましょうか。かつてこんな法案はありません。戦後最悪の法案」

　社民党・吉田党首「新三要件そのものが不明確であります。最後はその時の政権が恣意（しい）的に判断する。審議をすればするほど明らかになって、その結果として、世論調査に戦争法案反対の声が高まっている」

　安保関連法案について、政府・与党は来週１５日にも衆議院の特別委員会で採決したい考えで、民主党など野党各党は１０日にも党首会談を開き、今後の対応について連携を確認することにしている。