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モンゴル高官、拉致問題で仲介役果たす意向

2015年7月19日 21:05
モンゴル高官、拉致問題で仲介役果たす意向

 モンゴルを訪れている谷内国家安全保障局長は19日、現地の政府高官と会談した。この高官が会談後、NNNの取材に応じ、北朝鮮による拉致問題の解決に向け、モンゴル政府が仲介役となる考えを明らかにした。

 国家安全保障評議会のエンフトゥブシン事務総長らとの会談は、昼食も交え、3時間以上行われた。終了後、エンフトゥブシン事務総長がNNNの取材に応じ、谷内局長と拉致問題についてやりとりしたことを明らかにした。

 エンフトゥブシン事務総長「拉致問題解決のためにモンゴルが仲介役を果たし、日本と北朝鮮の関係改善に協力していくことになりました」

 拉致被害者個人に関する情報など「個別の話はなかった」としながら、「モンゴル政府を通じた交渉を提案、主導したい」などと述べ、今後、仲介役を果たす意向を示した。

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