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“盗聴問題”首相、米副大統領と電話会談

2015年8月5日 12:35
“盗聴問題”首相、米副大統領と電話会談

 内部告発サイト「ウィキリークス」がアメリカの情報機関が日本政府などに盗聴を行っていたと発表した問題で、安倍首相は5日朝、アメリカのバイデン副大統領と電話で会談し調査と報告を求めた。

 電話会談で安倍首相は盗聴について、「仮に事実であれば、同盟国の信頼関係を揺るがしかねないもので、深刻な懸念を表明せざるをえない」として、アメリカ政府に調査の上、結果を説明するよう求めた。バイデン副大統領は「ご迷惑をおかけしていることを申し訳なく思う」と陳謝した。

 またバイデン副大統領は「日米同盟の信頼関係を損ねる行動は、現在行っていない」と説明した。