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陸自“最大”実弾射撃演習「離島防衛強化」

2015年8月23日 19:19
陸自“最大”実弾射撃演習「離島防衛強化」

 23日、陸上自衛隊による国内最大の実弾射撃演習「富士総合火力演習」が行われ、自衛隊が進める「離島防衛力の強化」をアピールした。

 演習は4年連続で“離島防衛”をテーマに行われ、強引な海洋進出を続ける中国を強く意識している。23日は演習場を離島に見立て、敵部隊に占領された島を奪回する作戦の様子が公開された。F2戦闘機による攻撃支援を受けながら、戦闘ヘリコプター「アパッチ」や、戦車部隊などが次々と登場した。

 また、演習終了後には、アメリカ海兵隊のMV22オスプレイも初めて登場した。

 22日のリハーサルで、戦車用演習弾の破片で観客2人が負傷したことから、10式戦車による実弾射撃はとりやめた。中谷防衛相は来場者に対し、「心からおわび申し上げます」と陳謝した。