外務省概算要求、サミット見据え約10%増
外務省の来年度予算の概算要求総額は、海外にいる日本人の安全対策強化や来年の伊勢志摩サミット開催を見据え、今年度予算より714億円多い7568億円となった。
これは、25日、外務省が自民党の会議で説明して了承されたもので、来年度予算の概算要求総額は今年度予算より714億円多い7568億円となった。
過激派組織「イスラム国」による日本人人質事件などを踏まえ、海外にいる日本人の安全対策やテロ対策を強化するため124億円を計上した。在外公館も8つ新設する。
また、来年5月に開かれる伊勢志摩サミットなどの開催関連経費として176億円を計上した。外務省では、こうした費用を確保することでサミット議長国としてより積極的な外交を展開したい考え。