自民党は２８日朝、総裁選挙管理委員会を開き、来月８日告示、２０日投開票の日程で総裁選挙を行うことを決めた。

　２８日朝の総裁選挙管理委員会では、来月８日に告示して立候補者の届け出を受け付け、２０日に国会議員票の投開票と、地方の党員票の開票を行う日程を決めた。

　国会開会中に自民党総裁選が行われるのは与党としては初めてのことで、国会議員票４０２票と、党員票４０２票、合わせて８０４票で争われることになる。

　谷垣幹事長「できれば国会のないところで総裁選という方が望ましいことは望ましいと思うが、カレンダー上、万やむをえず、こういうことになったということだろうと思う」

　谷垣幹事長はまた、日程を決めるにあたっては安倍首相の無投票再選の流れが強まっていることも考慮したことを明らかにした。

　総裁選をめぐっては、２７日までに党内のすべての派閥が安倍首相を支持する方針を決めており、安倍首相再選の公算が大きくなっている。