安保阻止“12万人”が国会周辺で反対集会
国会周辺で30日、安全保障関連法案に反対する大規模な抗議集会が開かれ、参加者は「戦争法案は廃案にすべき」などとして、法案の成立阻止を訴えた。
集会には学生団体「SEALDs」や「安全保障関連法案に反対する学者の会」のメンバーのほか、多くの一般市民らも参加した。午後2時ごろから国会を取り囲む形で約2時間にわたり法案への抗議の声を上げた。民主党の岡田代表や共産党の志位委員長ら野党4党の党首も姿を見せ、「各党と力を合わせて最後の最後まで戦い抜く」と法案の成立阻止を訴えた。
民主党・岡田代表「今日から始まる3週間、1日1日が本当に大事です。こんな法案、憲法違反の法案を通すわけにはいきません」
また、与党公明党の支持母体である「創価学会」の関係者らも参加し、法案に反対する署名活動などを行った。
集会は主催者発表で全国およそ300か所で行われ、国会周辺だけでも約12万人が参加したという。一方、警察関係者によると参加者は3万人あまりだったという。