野田氏、意欲も…自民総裁選で“攻防”激化
自民党総裁選をめぐり、党内の攻防が激しくなっている。立候補に意欲を示している野田聖子前総務会長とこれを支持する議員らが、立候補に向け、党所属議員に対して働きかけを強めていることがわかった。
自民党の幹部を含む複数の議員によると、野田前総務会長と野田氏の総裁選立候補を支援する議員らが、自民党所属議員に野田氏の推薦人になるよう働きかけを強めていることがわかった。こうした働きかけに、4日までに数人の議員が応じたものの、立候補に必要な20人には達していないとみられる。
これに対し、党内の全ての派閥を含む安倍首相の再選を支持する陣営では、野田氏の推薦人にはならないよう強く呼びかけている。来週8日の総裁選告示を前に、党内の攻防が激しくなっている。