今月告示される自民党総裁選挙について、安倍首相が立候補する意向を表明する一方、野田聖子前総務会長も出馬への意欲を強くにじませた。

　安倍首相「継続は力であり、しっかりとその責任を果たしていくために、政策を更に進めていきたいと決意をしております」

　立候補の理由について、安倍首相は「デフレから脱却して力強く経済を成長させていくための政策を打ち出してきた。まだ道半ばであり、課題は山積している」などと説明した。党内の全ての派閥が安倍首相を支持している。

　野田氏「今の私の心は義を見てせざるは勇なきなり」「今の若い人たちに自民党のすばらしさをお届けしたい」

　一方、野田氏も１日夜、自らのパーティーで立候補への意欲を強くにじませた。ただ、野田氏自ら「亀の歩みのようだ」と述べるなど、立候補に必要な国会議員２０人の推薦人集めは難航している模様。

　総裁選は今月８日に告示される。