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辺野古取り消し 防衛省は無効求める方針

2015年10月13日 12:24
辺野古取り消し 防衛省は無効求める方針

 アメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の翁長雄志知事が13日付で、前の知事が行った名護市辺野古の海の埋め立て承認を取り消した。これに対し、防衛省は直ちに取り消しの無効を求めていく方針。

 翁長知事による埋め立て承認の取り消しについて防衛省は「承認にはなんら瑕疵(かし)はない」として移設に向けた作業を続ける考え。このため、国土交通相に対し、直ちに取り消しの無効を求める「行政不服審査請求」と、審査結果が出るまでの間、取り消しの効力を止める「執行停止の申し立て」を行う方針。

 菅官房長官「我が国は法治国家であり、行政の継続性という観点から、承認に基づいて埋め立て工事を進めていくのは当然のことだと」

 菅官房長官は13日午前の会見で、「自然環境などに最大限配慮し工事を進める」と強調した。政府は来月にも、辺野古沿岸部での本体工事に着手する考え。

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