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橋下大阪市長ら「おおさか維新の会」を結党

2015年10月31日 12:25
橋下大阪市長ら「おおさか維新の会」を結党

 維新の党の分裂騒動が激化する中、大阪市の橋下市長らが立ち上げた新党「おおさか維新の会」の結党大会が31日午前、大阪市内で開かれている。現場から上馬場雄介記者が伝える。

 結党大会では、新しいロゴマークの発表が行われたほか、暫定的に代表に就く橋下市長があいさつを行った。

 新党には、維新の党を除籍された大阪系の国会議員に加え、沖縄や九州の議員など19人と、地方議員も約230人が参加するとみられている。

 また、大阪府以外の議員が合流しやすくするため、31日に発表された規約案には、新党の傘下に新たな政治団体「日本維新の会」を設置することなどが盛り込まれた。

 橋下市長は、市長退任まで暫定的に代表に就き、大阪への原点回帰の姿勢を示すことで、来月22日に行われる大阪府知事・市長のダブル選挙に弾みをつけたい考え。

 橋下市長の代表就任の挨拶は謝罪から始まった。

 一方で、松野代表ら執行部側は30日、大阪系の議員らを刑事告訴するなど、分裂騒動は訴訟問題にまで発展している。そうした中での新党の旗揚げは、今後さらなる波紋を呼びそうだ。