米軍機にレーザー照射 去年7月から計5回
今年10月、沖縄県のアメリカ軍普天間基地で着陸しようとした米軍機に緑色のレーザーが照射されていたことを、中谷防衛相が明らかにした。
照射を受けたのは、アメリカ海兵隊の輸送機で、着陸のために滑走路に近づいたところ、地上から緑色のレーザーが照射されたという。
アメリカ軍によると、普天間基地の航空機へのこうしたレーザー照射は去年7月以降で計5回確認されているという。
中谷防衛相は、「パイロットの操縦の障害につながり、墜落などの大惨事を招きかねない悪質な行動だ」と強調した。
また、アメリカ軍から通報を受けた沖縄県警は威力業務妨害の疑いで捜査を始めている。