日ルクセンブルク首脳会談 テロ対策連携へ
安倍首相が1日、訪問先のルクセンブルクでベッテル首相と会談し、テロ対策での連携を確認した。
ルクセンブルクは、EU(=ヨーロッパ連合)の議長国をつとめている。安倍首相はベッテル首相との首脳会談で、日本とEUのEPA(=経済連携協定)について、来年の出来るだけ早い時期の妥結を目指す事で一致した。また、今後、テロ対策で緊密に連携していく事を確認した。
安倍首相「テロは当然伊勢志摩サミットにおいて重要な課題となります。国際社会と連携して国際テロを封じ込めるための対策に全力を尽くしていきます」
その上で安倍首相は、テロリストの資金源対策やテロの根源にある過激主義を生み出さないよう、今後、取り組んでいく考えを強調した。
今回の訪問でテロ対策の重要性を繰り返し主張した安倍首相。来年に伊勢志摩サミットを控え、実効性のある取り組みが求められる。