改革勢力結集目指す…維新代表に松野氏再選
「おおさか維新の会」などと分裂した維新の党は6日、都内で代表選挙を行い、松野代表が再選を果たした。
維新の党の代表選挙は、「おおさか維新の会」などとの分裂騒動を受けて延期されていた。開票の結果、松野代表が得票数で小野総務会長に3倍以上の大差をつけ、再選された。
挨拶に立った松野代表は、来年夏の参議院選挙に向けて民主党などと合流し、新党を結成する考えを示した。松野代表は「来年には我々は新党を目指していく。そして、次の選挙で政権交代をし、改革勢力の結集を目指していく」と述べた。
一方、民主党内には、新党の結成には否定的な声が根強くある。松野代表は会見で、「民主党という既存政党に合流することは500%ない」として、吸収合併の可能性を強く否定した。
松野代表は、7日にも民主党の岡田代表と会談し、まずは統一会派の結成で合意する見通しだが、新党結成につながるのかどうか、難しい調整が迫られる。