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「おおさか維新の会」新代表は松井大阪知事

2015年12月12日 20:00
「おおさか維新の会」新代表は松井大阪知事

 大阪市の橋下徹市長が政界を引退することに伴い、「おおさか維新の会」は12日、党大会を開き、大阪府の松井一郎知事が新代表に就任することが決まった。

 「維新の党」が分裂して、先月結成された国政政党「おおさか維新の会」は12日午後4時頃から党大会を開いた。橋下市長は、市長任期満了となる今月18日をもって政界を引退するとしていて、党の代表も退くことになった。

 橋下市長「5年後の過半数獲得を目指して、口だけではない実行する政治をしっかりやっていただいて、おおさか維新の会ここにありと全国の皆さんに知ってもらって、確たる支持を集められるように、皆さん頑張ってください」

 その後、後任を選ぶ代表選挙が行われ、橋下市長と二人三脚で党を運営してきた大阪府の松井知事が選出された。

 新代表に選出された松井知事「橋下代表がまた真ん中に入って大暴れをしたいという思いにかられるような政党を、一緒につくっていきたい」

 国会での党首討論などを想定し、共同代表に元総務相の片山虎之助参議院議員を据え、幹事長には馬場伸幸衆議院議員が就任することが決まった。

 おおさか維新の会に所属する国会議員らは19人で、年明けから政治塾を開いて候補者を募集し、参議院選挙での党勢拡大を目指す構え。