政府と沖縄県の新協議会が初会合
沖縄の基地負担軽減や振興策について話し合う、政府と沖縄県の新たな協議会の初会合が28日、首相官邸で開かれた。
協議会には沖縄県から翁長知事、政府から菅官房長官や中谷防衛相、岸田外相らが参加した。協議会では、沖縄県側からアメリカ軍の牧港補給地区の早期返還など、基地負担軽減について改めて要請が行われたほか、沖縄がアジアとの懸け橋になれるような経済振興策について要望が伝えられた。今後は、具体的なテーマを決めながら協議を継続していくことで一致した。
今月24日に行われた宜野湾市長選挙では、現職を支援した政府と新人候補を支援した翁長県知事が激しく対立する状況となったが、28日の協議ではそうした話題には触れられず、今後の対話継続が確認された。