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自民、社会保障改革議論の新組織を立ち上げ

2016年2月3日 21:05
自民、社会保障改革議論の新組織を立ち上げ

 自民党は3日、若者や子育て世代に焦点を当てた、社会保障改革などを議論する新組織を立ち上げた。事務局長には小泉進次郎議員が就任する。

 新組織では、所得の高い高齢者に負担増を求める社会保障制度の改革案や、若者や子育て世代への対策も議論される方向で、事務局長には小泉議員が起用された。来週、初会合を開いて議論を進め、今年4月をメドに中間報告の取りまとめる方針。

 小泉議員「社会保障とか財政だけではなくて、教育・雇用・少子化、そういった問題をタブーなく、幅広く議論したいと思っている」

 自民党内では、所得の低い高齢者に対する一人あたり3万円の「臨時給付金」について、「高齢者優遇だ」などと批判の声が上がった経緯もあり、夏の参議院選挙に向けて若者対策を強化する狙いがありそうだ。