「１８歳選挙権」の導入が予定されている夏の参議院選挙を前に、全国の高校生によるイベント「全国高校生未来会議」が国会内で開かれた。イベントには与野党の幹部も出席し、若者向けの政策などを説明した。

　イベントでは、自民党の谷垣幹事長が教育や雇用対策について説明した上で「若い世代に借金をつけまわししないようがんばらないといけない。政権担当能力が若者政策にとって一番大事だ」と訴えた。

　また、民主党の岡田代表は維新の党と合流して作る「民進党」について説明した上で、被選挙権の年齢引き下げや奨学金制度の充実などをアピールした。イベントではこの後、各党の政策に対する模擬投票が行われた。

　参加した高校生からは「各党の熱意が感じられた」「時間をさいても各党の政策に注目していきたい」などの意見が聞かれた。