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首相と会談 衆参ダブル選 公明代表が容認

2016年3月30日 15:23
首相と会談 衆参ダブル選 公明代表が容認

 安倍首相は30日、首相官邸で公明党の山口代表と会談した。この中で、山口代表は安倍首相が衆参ダブル選挙を決断すれば尊重する考えを伝えた。

 山口代表「総理のお決めになられることについて、とやかく申し上げないというのが1点、総理が決断されれば、与党としてはそれを受けて対応する(と伝えた)」

 山口代表は、また、ダブル選挙に踏み切った場合、衆参両方で議席を減らすリスクがあることなど改めて慎重な立場も伝えたという。これに対し、安倍首相は黙ってうなずいていたという。

 これに先だって、安倍首相と山口代表は首相官邸の中庭で花見をした。安倍首相は日本経済の現状を桜の花に見立て「日本の景気は七分咲きだ。まだつぼみのところもあるので、花を咲かせていかないといけない」と話すなど、29日に成立した予算の早期執行が必要との考えを示した。