日本政府 北朝鮮情勢を中国高官と協議
朝鮮半島問題を担当する中国の武大偉特別代表が来日し、外務省幹部との間で北朝鮮問題について協議した。
4日、来日した中国の武大偉特別代表は、5日午前10時から外務省の石兼アジア大洋州局長と核実験や弾道ミサイルの発射など国際社会への挑発を続けている北朝鮮情勢について意見交換した。また、事実上中断している、北朝鮮問題を巡る6か国協議の再開についても話し合ったとみられる。
岸田外相「北朝鮮側の非核化に向けた姿勢が示されることが、まず大事ではないかと考えます」
岸田外相は会見で、「6か国協議は有効な枠組み」とした上で、「まずは北朝鮮の前向きな言動を引き出すことが重要」との見方を示した。