安倍首相、熊本の被災地をあす視察へ
安倍首相は22日、熊本地震の対策会議で、23日に自ら被災地を視察すると発表し、1日も早い復旧、復興に向け取り組みを加速させると強調した。
安倍首相「現場の状況を私自身の目で確かめ、被災された方々お一人お一人からお話を伺い、その思いを受け止めながら1日も早い復旧・復興に向けて取り組みを充実、加速させていきたい」
安倍首相はまた、仮設住宅の準備を急ぐために、必要な用地を確保する取り組みを加速させるよう指示した。菅官房長官は会見で、九州以外も含めて約8350戸の公営住宅を確保しているとした上で、仮設住宅に国有地を活用することについても、前向きな意向を示した。
また石井国交相は会議後、復旧作業が続けられている九州新幹線の博多-熊本間について、23日午前に試験走行を行い、正午ごろに運転再開の見通しとなったと述べた。