松本文明内閣府副大臣が代表を務める政党支部が、松本氏の妻が所有するマンションを事務所としていて、家賃として毎月１９万円あまりを払っていたことが分かった。松本氏の事務所では移転を検討しているという。

　松本内閣府副大臣が代表を務める「自由民主党東京都第七選挙区支部」は、松本氏の妻が所有する東京・中野区内のマンションの部屋を事務所としていて、政治資金収支報告書によると、少なくとも２０１４年までの３年間、毎月１９万円あまりを「家賃」として支払っている。

　税金をもとにした政党交付金を含む政治資金を親族に支払うのは「不適切ではないか」との指摘もあるが、松本氏の事務所では「法令に従い適切に処理し、報告している」としている。その一方で、「誤解を招くことは本意ではないため、早急に事務所の移転も検討します」としている。