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北“ムスダン”発射 早ければ22日朝にも

2016年6月21日 20:53
北“ムスダン”発射 早ければ22日朝にも

 北朝鮮で弾道ミサイル発射の兆候がみられることを受け、防衛省に地上型の迎撃ミサイルPAC3が配備された。防衛省幹部は早ければ22日朝にも、ミサイルが発射されるとみている。

 韓国軍関係者によると、北朝鮮の東側の元山付近で、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられるミサイル発射の兆候が確認されたという。

 これを受け、中谷防衛相は自衛隊に「破壊措置命令」を出した。ミサイルやその破片が日本の領域に落下してきた場合に撃ち落とすためのもので、命令を受け、東京・市ヶ谷の防衛省など3か所に地上型の迎撃ミサイルPAC3が配備された。

 防衛省幹部は早ければ22日朝にもミサイルが発射されるとみて警戒監視を続けているが、ムスダンの発射は、これまで4回連続で失敗している。