参院選公示 18日間の選挙戦スタート
第24回参議院選挙が22日、公示された。来月10日の投票日に向けて18日間の選挙戦がスタートした。
今回の参議院選挙は安倍政権の経済政策「アベノミクス」や安全保障関連法、憲法改正の是非などを主な争点に、与野党が激しく激突する構図となっている。
参議院選挙は参議院定数242議席の半数にあたる121議席をめぐって争われる。安倍首相は消費税率10%への引き上げの再延期について、この参議院選挙で国民の信を問うとしている。勝敗ラインとして、与党で改選議席の過半数61議席を掲げている。
一方の野党側は、再延期はアベノミクスの失敗によるものとして過半数の阻止を目指すとしている。また、安倍首相が「在任中に成し遂げたい」としている憲法改正の是非も争点。
今回の選挙で与党と憲法改正に前向きな党などを加えて、参議院の3分の2にあたる78議席に届くのかも焦点となる。また、野党4党が全国32の「一人区」すべてで候補者を初めて一本化したことが選挙結果にどう影響するかも焦点となる。
参議院選挙は来月10日が投票日となる。