小池氏が都知事選立候補表明 党内からは…
来月31日に行われる東京都知事選挙をめぐり、自民党の小池百合子元防衛相が29日、記者会見を開き、立候補を表明した。
小池氏「このたびの東京都知事選に関しまして、自民党議員として出馬の決意を固めましたので、お伝えをさせていただきます。崖から飛び降りるつもりで、その覚悟で挑戦をしたいと思っています」
また、小池氏は新たな都知事の任期が東京オリンピック・パラリンピックの直前に切れることを避けるために、任期を3年半とすることを提案した。一方で、小池氏は立候補について、自民党都連の了解を得ていないことを明らかにした上で、「都連を説得していきたい」と語った。自民党からの公認や推薦が得られない場合の対応については、「これからの流れを見極めていきたい」と述べるにとどめた。
自民党内からは小池氏の出馬表明に批判が出ている。
萩生田官房副長官「都連執行部に何ら相談もなく、出馬の意思を表明することは、やや違和感を感じます。正直びっくりしています」
一方、自民党内で期待が大きい前総務事務次官の桜井俊氏は重ねて出馬を否定しており、調整は難航しそうだ。