参院選の期日前投票は８日までに全国で過去最多の約１３２０万人が投票した。

　総務省選挙部が９日午後８時に発表した「選挙当日２日前までの期日前投票データ」によると、全国で約１３１９万８０００人が期日前投票を行った。これは登録有権者数の１２．４％に当たる。

　公示日の前倒しにより今回のデータは１６日分、３年前の前回参院選時のデータは１５日分であるため単純比較はできないが、前回より２４．５％大幅に増えた。

　全ての都道府県で前回を上回り、最も増えたのは青森県で６４．５％の増加、次いで福井県が４５．２％、長野県が４５．０％の増加となった。

　地震被害に見舞われた熊本県も１１．０％増加し、最下位は徳島県で７．７％の増加だった。