自民党は２３日、無所属の平野達男参議院議員の入党を認めた。これにより自民党は参議院での単独過半数を２７年ぶりに回復することになる。

　自民党の岩手県連は２３日、岩手県選出で無所属の平野達男参院議員の入党を認めることを決めた。平野氏は民主党政権で復興担当相を務めたが３年前に民主党を離党。その後、無所属で活動してきたが今月、自民党への入党届を提出していた。

　平野氏の入党が決まったことで、参議院の自民党の議席は１２２議席となり、２７年ぶりに単独過半数を回復することになる。

　また、自民・公明両党に憲法改正に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党を加えた４党の議席も合計で１６２議席となり、憲法改正の国会発議に必要な３分の２に達することになる。