リオオリンピックのメダリスト５５人が２４日、首相官邸を訪れ、成果を報告した。安倍首相は「本当に感動した」などと選手たちの健闘をたたえた。

　日本選手団主将・吉田沙保里選手「安倍内閣総理大臣がマリオに変身し、大変びっくりしましたが、２０２０年の東京開催のアピールもしっかりできたと思いました。東京では全競技でメダルを目指しますので、そのサポートをぜひお願いいたします」

　安倍首相「最後まであきらめない、みなさんのそのひたむきな姿、チャレンジ精神に私たちは本当に感動しました。再び４年後に選手として、東京オリンピックにチャレンジするみなさん、さらなる飛躍をしていかれることを期待したいと思います」

　また安倍首相は挨拶の中で、２０２０年の東京オリンピック・パラリンピックについて「最高のコンディションで臨むことができる環境を作っていく」と強調した。

　安倍首相は挨拶の後、メダリスト一人ひとりと握手を交わし、選手たちの活躍をねぎらった。

　最後に、選手団の主将をつとめた吉田選手が安倍首相に選手全員のサインが入ったシャツを手渡し、安倍首相は笑顔で受け取るなど、終始和やかな雰囲気だった。