東京オリンピック・パラリンピックの費用などを検証していた東京都の調査チームが報告した競技会場の建設見直し案について、萩生田官房副長官も疑問を投げかけた。

　萩生田官房副長官「少し金額が膨らんでるからやめようということでは、問題の解決にならないのではないかと思っております」

　萩生田官房副長官はまた、競技会場の場所や規格を見直せば「競技団体やＩＯＣ（＝国際オリンピック委員会）との協議をゼロから積み上げないといけない」と指摘した。その上で「現実的な線で様々な提言、提案をしていただきたい」と述べ、小池都知事に慎重な対応を求めた。