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「カジノ法案」参議院で審議入り

2016年12月7日 12:36
「カジノ法案」参議院で審議入り

 6時間あまりの審議で6日に衆議院を通過したばかりの「カジノ解禁法案」が参議院で審議入りした。民進党はギャンブル依存症などの問題を指摘し、法案への反対を表明した。

 民進党・小西洋之議員「カジノ解禁によって必ず生み出されるであろう新しい依存症患者をめぐる倫理的な問題を、本法案全体の趣旨の中でどのように考えていらっしゃるのでしょうか」

 法案提出者:日本維新の会・小沢鋭仁議員「(法案では)ギャンブル依存症等について万全の対策を講じていくよう、政府に対し求めていくものとしています」

 民進党の小西議員はさらに、「マネーロンダリング、暴力団対策などの深刻な対策が必要になる」などと批判した。自民党は今国会での法案成立を目指しているが、与党内にも慎重な審議を求める声もあり、参議院の審議は混乱も予想される。