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BPO TBS番組に「委員会の考え」公表

2016年12月21日 20:50
BPO TBS番組に「委員会の考え」公表

 BPO(=放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会はTBSが10月に放送したバラエティー番組に対し、性的な表現についての視聴者の感覚の多様化に十分に対応できていないなどと指摘する「委員会の考え」を21日、公表した。

 BPO青少年委員会が「委員会の考え」を公表したのはTBSが10月に放送した「オール芸人お笑い謝肉祭」について。番組では男性芸人の股間に「ヒリヒリする薬」を塗るシーンがあり、委員からは「性に対する扱いが不適切だ」といった意見が出た。

 また一般市民の目が届くところで番組収録が行われたことについてTBS側は「芸人が服を脱ぐことは全くの想定外だった」と説明。委員会は「配慮に欠けていたと指摘せざるを得ない」と断じている。

 さらに委員会は考査面でのチェックがないまま企画・放送されたとして、チェックが働く仕組み作りをTBSに求めた。TBSは「指摘を重く受け止め、今後とも幅広い世代に楽しんで頂ける番組作りに励んで参ります」というコメントを出している。

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