姿消す編集…TBS番組に「放送倫理違反」
今年6月放送のTBSのバラエティー番組「ピラミッドダービー」で、レースの出演者が、途中で脱落したことにされ編集作業により映像から姿を消す処理がされた事案で、BPOの放送倫理検証委員会は「出演者に対する敬意や配慮が著しく欠けた編集」だったとして、放送倫理違反との判断を下した。
ベテラン演出家の存在感が大きいため、制作スタッフの風通しを悪くした可能性があるなどと指摘している。
TBSは「BPOの指摘を重く受けとめ、今後とも幅広い世代に楽しんでいただける番組制作に努めてまいります」とコメントしている。