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首相が施政方針演説 日米同盟の強化訴え

2017年1月20日 15:58
首相が施政方針演説 日米同盟の強化訴え

 通常国会が20日に召集され、安倍首相が施政方針演説を行った。安倍首相はアメリカのトランプ大統領の誕生を半日後に控え、日米同盟の絆をさらに強化すると訴えた。

 「未来を切り拓(ひら)く」を演説のテーマに掲げた安倍首相がまず言及したのは、日米関係など外交政策だった。

 安倍首相「今も、そしてこれからも、日米同盟こそが我が国の外交・安全保障政策の基軸である。これは不変の原則です。できる限り早期に訪米し、トランプ新大統領と同盟の絆を更に強化する考えであります」

 また「一億総活躍の未来を切り拓く」として、働き方改革や子育て支援などに取り組む決意を示した。その上で、野党側に建設的な議論を呼びかけた。

 安倍首相「ただ批判に明け暮れたり、言論の府である国会の中でプラカードを掲げても、何も生まれません。意見の違いはあっても真摯(しんし)かつ建設的な議論をたたかわせ、結果を出していこうではありませんか」

 さらに安倍首相は「未来を生きる世代のため日本をどのような国にしていくのか、その案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を深めよう」と述べ、与野党に憲法改正の項目の絞り込みを進めるよう促した。

 23日からは施政方針演説に対する各党の代表質問が始まる。

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