日米首脳会談 来月10日で合意
安倍首相は28日夜、アメリカのトランプ大統領と就任以来初めて電話で会談し、来月10日にワシントンで首脳会談を行うことで合意した。
安倍首相「先ほど、トランプ米国大統領と電話会談を行い、2月10日、日米首脳会談を行うことで合意致しました。経済、そして安全保障全般において、率直な意見交換をしたいと思っております」
電話会談では、東アジアの安全保障情勢について意見交換し、日米同盟の重要性を確認したという。
一方、安倍首相は、自動車産業など日本企業がアメリカ経済にいかに貢献しているか説明したという。来月10日の首脳会談で、トランプ大統領はTPP(環太平洋経済連携協定)に代わる日米2国間の貿易協定を提案してくるものとみられる。「TPPの意義について腰を据えて理解を求めたい」と話している安倍首相がどのように応じるかが焦点。
また、安全保障をめぐっては、尖閣諸島問題に日米安全保障条約が適用されることを確認することや、アメリカ軍の駐留経費の問題なども焦点となる。