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民進党 文科省天下りあっせん問題を追及

2017年2月17日 13:26
民進党 文科省天下りあっせん問題を追及

 文部科学省の天下りあっせん問題をめぐり、民進党の長妻議員は、全省庁への調査結果を現在審議中の来年度予算案の衆議院通過前に報告するよう求めた。

 長妻議員は、予算案には、天下りを受けている公益法人などへの補助金が2000億円あまり含まれていることを追及した。

 民進党・長妻昭議員「無駄な予算がいらない団体に流れるということになりかねないので、これぜひ、天下りの全容解明をこの予算の採決までに出していただきたい」

 安倍首相「それは調査が整い次第しかるべき形で委員会に報告をさせていただきたいと。この期限ありきということではなくて、しっかりと調査をしていきたいとこのように考えております」

 安倍首相はこのように「調査報告は期限ありきではない」と述べた。

 また民進党の山尾議員は、待機児童の問題をめぐって「いつまでに待機児童ゼロを目指しているのか」とただした。安倍首相は「さらにニーズが増えていくということも十分にありうるわけで、なかなか申しあげられない」と述べるにとどめた。

 これに対して山尾議員は「来年の3月末という期限は撤回したのか」と重ねて追及したが、安倍首相は「残念ながら厳しい状況だが取り下げることはない。その時を目指して頑張っていかないと改善はしない」と強調した。