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森友問題 昭恵夫人の講演料受け取りを追及

2017年3月27日 15:35
森友問題 昭恵夫人の講演料受け取りを追及

 国会では、27日も森友学園についての質疑が続いている。民進党の白議員は安倍首相の昭恵夫人が森友学園で講演した際に講演料を受け取らなかったのか追及した。白議員は「東京から講演に来れば講演料を払うのが普通だ」とただしたが、安倍首相は強く否定した。

 民進党・白議員「わざわざ、はるばる東京から、お客さんがいらっしゃったわけですね。普通に考えたら何らかの車代とか何かね。そういったものをね、やっぱり払うのが普通ですよね」

 安倍首相「私の妻もですね、いろんなところ行ってますが、もらわないほうが圧倒的に多いです。多いんですよ。それで生活をしてるわけではないですから」「(昭恵夫人と籠池氏の妻が)どっちもどっちという言う方ですね。それ、それはね、やっぱりいくら何でもですね、私の妻もね、おとしめようという気持ちがあるんでしょうけども、やっぱり、度が過ぎますよ」

 民進党は稲田防衛相の夫が、去年1月、弁護士として森友学園と国との話し合いに同席していたことについて土地の売却に関与したことになるのではないかとただした。

 これに対して稲田防衛相は「話し合いは借地の土壌汚染対応の件である上、それ以降、全く連絡もないということなので土地売却とは何ら関係がない」と強調した。白議員は従来、「でたらめな答弁を繰り返している」として大臣の辞任を求めたが、稲田防衛相はこれを拒否した。

 来年度予算案はまもなく委員会で採決された後、夕方の参議院本会議でも採決され可決・成立する見通し。