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ヘリ墜落「部品破損が原因」防衛省中間報告

2018年5月28日 16:08

今年2月に佐賀県で陸上自衛隊のヘリコプターが民家に墜落した事故について、防衛省は28日、部品の破損が原因だとする現時点での調査結果を発表した。

この事故は、今年2月、陸上自衛隊の目達原駐屯地に所属するAH64Dヘリコプターが、定期整備後の試験飛行中に駐屯地から南西に約6キロの地点で民家に墜落し、乗員2人が死亡し、住民1人が負傷したもの。

防衛省は28日現時点での事故調査結果を公表した。これによると、フライトレコーダーの記録などを分析した結果、機体の回転翼と機体をつなぐ部分のボルトが飛行中に破損したことが原因とみられるという。

防衛省は、操縦士の操縦や整備員の整備には問題はなかったとしているが、ボルトが破損した原因は分かっておらず、部品を納入した企業の協力も得て引き続き調査を行う方針。