安倍首相 金委員長との首脳会談に強い意欲
73回目の「広島・原爆の日」の平和記念式典に出席した後、安倍首相は記者会見し、拉致問題の解決に向け、北朝鮮の金正恩委員長と直接、会談することに改めて強い意欲を示した。
安倍首相「最後は私自身が(北朝鮮の)金正恩委員長と向き合い、対話を行い、核、ミサイル、そして何よりも重要な拉致問題を解決をし、新しい日朝関係を築いていかなければならない」
安倍首相は、また、米朝首脳会談後も北朝鮮が核・ミサイル開発を継続しているとの指摘が出ていることについて「様々な情報に接している」と述べるにとどめ、明確な批判はしなかった。
一方で、「朝鮮半島の完全な非核化に向け、米朝首脳間の合意が完全かつ迅速に履行されることを期待している」と述べ、北朝鮮側に合意の履行を求めた。