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“出入国管理法案”会期末へ与野党攻防激化

2018年12月5日 12:20
“出入国管理法案”会期末へ与野党攻防激化

今の国会の最大の焦点となっている、外国人労働者の受け入れを拡大するための出入国管理法改正案をめぐり、10日の会期末を前に与野党の攻防が激しくなっている。

会期内に法案を成立させる姿勢を崩さない政府与党に対し、野党側は内閣不信任案の提出も視野に徹底抗戦の構え。

立憲民主党・福山幹事長「採決なんてとんでもないと思いますし、会期内にこの法案をなんとか通したいと言っていること自身が、絵空事のような本当にむちゃなこと」

野党側は法案の議論の前提とする外国人技能実習生の実態を政府が正確に把握していないとして、「実態を調査して次の国会でやり直すべきだ」と拙速な法案審議に反発を強めている。

一方、5日朝、都内で会談した自民・公明両党の幹部は、法案の会期内成立の方針を改めて確認した。

自民党・森山国対委員長「入管法はご承知のように来年の新年度から新しい組織ができていくわけでございますし、どうしても今国会で成立をお願いしなければいけない」

政府与党は6日の委員会で法案を採決したい考えだが、野党側は山下法相の問責決議案や内閣不信任案の提出も検討していて、与野党の駆け引きが激しくなっている。

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