ヒアリングやり直し 進次郎氏“当然の事”
厚生労働省が不正統計問題をめぐり特別監察委員会によるヒアリングのやり直しを決めたことについて、自民党の小泉進次郎厚労部会長は「当然のことだ」という認識を示した。
自民党・小泉厚労部会長「きのうの閉(会)中審査のあの状況を見ていれば、あれで幕引きだってことはあり得ないので、当然のことだと思います。『解体的な出直し』、その気持ちをもって、今後出直さないと」
部会の出席者からは「厚労省のうろたえぶりを見ると国民は不安になる」「厚労大臣のサポート体制に不安を覚える」などと厳しい指摘が相次いだ。
一方、野党側はアベノミクスの成果を裏付ける指標にも虚偽があるのではないかと追及している。
立憲民主党・辻元国対委員長「(安倍総理は)アベノミクスはこんなに成功してるんだ、ちょっと得意げにおっしゃってきたじゃないですか。その数字の一つでも疑いが出てくると、これ全部おかしいんじゃないかっていうことになると思うんですよ」
野党側は週明けから始まる通常国会でもこの問題を追及する方針。